きゅうりは、加熱せずに食べられますし、洗えば皮を剥く必要もなく、そのまま手軽に食べられるので、スーパーでよく購入する野菜のひとつですよね。
毎日のように、きゅうりが食卓に上がるというご家庭も多いのではないでしょうか?
そんなきゅうりは、夏が旬の野菜です。夏に注意が必要な病気といえば熱中症ですが、きゅうりが熱中症予防に効果がある野菜ということをご存知ですか?
きゅうりが熱中症予防に効果がある理由は、主に3つあります。
1つ目は、きゅうりを食べることで、水分補給ができるからなんです。きゅうりは、90%以上が水分でできています。
きゅうり1本が約100g前後ですので、きゅうり1本を食べれば90ml以上の水分を補給することができる計算になります。
2つ目が、きゅうりは身体を冷やす働きがある食べ物だからです。
エアコンなどで身体を冷やすよりも、食べ物で身体を自然に冷やすほうが、健康的ですよね。
3つ目が、きゅうりは歯ごたえがよく、冷たいまま食べられる食材なので、夏バテ気味で食欲の落ちている時でも、比較的食べやすいからです。
食欲が落ちていると、食事から取る水分量が落ちてしまいますので、脱水傾向になりやすいですし、夏バテになると熱中症にかかりやすくなりますが、きゅうりは食欲が落ちていても、食べやすいので、脱水傾向を防いでくれます。
また、きゅうりに含まれているカリウムは、むくみ予防に効果がありますので、夏バテで身体がだるいという人に、お勧めの食材のひとつです。
このような理由から、きゅうりは熱中症予防に効果的な野菜なんです。
中国では、夏にきゅうりを食べて熱中症を予防するという習慣があるそうですし、宅配業者でも熱中症対策としてきゅうりを取り入れているところもあるようです。
きゅうりで熱中症を予防するときには、梅干しを一緒に食べるのがおすすめです。
梅干しには、熱中症予防に必要な塩分が含まれていますし、疲労回復効果のあるクエン酸も豊富に含まれています。
夏は、きゅうりが最も美味しくなる季節です。美味しいきゅうりを食べて、熱中症を予防しましょう。
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熱中症はとても危険な病気です。毎年何人もの死者が出るほどです。たかが熱中症だとあなどっては決していけません。大切な人の命を守る、自分自身を守る為にも熱中症に関する正しい知識を持ち、しっかりと予防・対策を行いましょう。 |