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痛風とはどんな病気? 痛風の基礎知識


痛風とはどんな病気?

「痛風」という病気を知っていますか?聞いたことはあるけど、
具体的にどんな病気なのか知らないという人も多いと思います。

痛風は、ある日突然関節の痛みに襲われます。

足の親指の付け根が痛み出すことが多いのですが、足の指の付け根だけでなく、
膝や肘、足首、手などの関節が痛むこともあります。

この痛風の痛みは激痛と言われていて、その痛みは骨折以上、足の親指の付け根に
症状が出た場合、歩くことはおろか靴下を履くこともできないほどです。

ある日突然の痛みに襲われる痛風ですが、何も治療をしなくても
1週間程度で、痛みは消えてしまいます。

多くの人は、「自然に治った!」と思うかもしれませんが、
痛みが消えただけで、体内の尿酸値は高いままですので、

決して自然に治ったわけではなく、再び突然の激痛に襲われて、
1週間でその痛みが消失するということを繰り返すことになります。


では、その痛風のメカニズムを見てみましょう。

痛風とは、血液中の尿酸値が高いことが原因で起こる関節炎のことです。

この関節炎が、突然の激痛の理由なんです。

尿酸値が高くなる主な原因として、食生活が上げられます。

「プリン体」という言葉を聞いたことはありますか?

このプリン体という成分が、
体内で代謝されると痛風の原因である尿酸となります。

つまり、プリン体を多く含む食品をたくさん食べると、
尿酸値が上がり、痛風になりやすいんですね。

プリン体を多く含む食品には、レバーやえび、カツオ、いわし、
ビールや日本酒などがプリン体を多く含んでいます。

痛風は激痛だけでなく、その合併症として尿路結石や腎結石などを引き起こすため、
痛みが一時的に消えたからといって、そのまま放置するのではなく、
早急に治療を始める必要があります。

痛風の治療には、主に2通りあります。

まずは、痛みの発作(関節炎)が出たときに、その痛みを和らげるための治療です。

痛みを緩和させるために、抗炎症作用のあるステロイドを投与したり、
鎮痛剤を用いたりします。

また痛みが緩和され、消失した後は、尿酸値を下げる治療を始めます。

尿酸値を下げるには、薬剤を用いることもありますが、
食生活や生活習慣の見直しが、一番効果的です。

痛みが去ったからといって、そのまま放っておくと、再び激痛に襲われるだけでなく、
内臓疾患や生活習慣病を引き起こすリスクが高くなります。

そのため、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

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