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自分でできる痛風の痛みの緩和方法 痛風の治療


自分でできる痛風の痛みの緩和方法

痛風発作は、ある日突然起こります。

しかも、就寝時の深夜2〜3時に突然痛みに襲われることが多いのです。

以前から高尿酸血症を指摘されていたかもしれませんが、
深夜突然の激痛で目が覚めた場合、
痛風発作に対して、何の準備もしていないと思います。

しかも、痛風発作の痛みは激痛です。

痛風発作の多くは足の親指の付け根の関節に発症することが多いのですが、
痛みのピーク時は「歩くことすらできない、靴下も履けない」ほどの痛みです。

骨折よりも痛いとも表現されています。

深夜突然に痛風発作に襲われた時は、家族に協力してもらいながら、
自分でできる痛みの緩和方法を実践しましょう。

痛風発作は、結晶化した尿酸により関節が炎症を起こしている状態です。

患部を見てみると、赤く腫れていると思います。痛みを緩和させるには、
この炎症を抑える必要があります。

炎症を抑えるには、やっぱり冷やすことが一番です。

冷たいタオルやタオルに包んだ保冷剤を患部に当てましょう。

冷やすことで炎症を抑えるだけでなく、知覚が少し麻痺しますので、
痛みを感じにくいという効果もあります。

また、市販の消炎鎮痛剤の服用も有効です。

ここで注意しなければいけないのが、
アスピリン系の消炎鎮痛剤は禁忌であるということです。

アスピリンは、尿酸値を上げる作用がありますので、
痛風発作を悪化させる可能性があります。

市販のアスピリン系消炎鎮痛剤は、バファリンなどです。

自宅にある消炎鎮痛剤を飲む前に、一度その成分を確認するようにしましょう。

また、患部を心臓より高くして安静にすることも有効です。

これは、患部の血流量を下げる目的で行います。

痛みを発生させる物質は、血液に乗って循環していますので、
血流量を少なくすることで、痛みを緩和させる効果があります。

そのため、一見痛みの緩和に効果がありそうなアルコール類の摂取や
患部のマッサージは、血流量を増加させるため、
逆効果になりますので、注意してください。

痛風発作の痛みのピークは、発症から24時間以内にやってきます。

上記で書いたような自分でできる痛みの緩和方法を実践すれば、
1〜2日以内に少し落ち着いてくる筈です。

なんとか自分で動けるようになったら、医療機関を受診するようにしましょう。

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