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痛風対策に水を飲もう 痛風予防と対策


痛風対策に水を飲もう

高尿酸血症を指摘されたことがある人や痛風を発症してしまった人は、
尿酸値を下げる治療をしなくてはいけません。

尿酸降下剤の服用や食事療法、生活習慣の改善など
尿酸値を下げる治療には、様々な種類がありますが、

その中でも最も簡単で、お金がかからず、
誰でも気軽に始められるものが、水をたくさん飲むことです。

「水をたくさん飲むだけで、尿酸値が下がるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、尿酸は尿に溶けて、体外に排出されます。

水をたくさん飲めば、尿量が増え、
その分多くの尿酸が排出されて、尿酸値が下がるのです。

高尿酸血症や痛風患者の場合、尿酸値を下げるには
1日2リットルの尿量を確保する必要があると言われています。

普通の生活をしていると、1日に飲む水分量は1〜1.2リットル、
尿量は1日1〜1.5リットル前後です。

そのため、2リットルの尿量を確保するためには、
1日2リットルの水を飲む必要があります。

ここで重要なのは、ジュースやスポーツドリンク、
カフェインが入っているコーヒーや緑茶ではなく、
水またはノンカフェインの麦茶などを飲むようにすることです。

ジュースやスポーツドリンクは、砂糖が入っていますので、
糖分やカロリーの過剰摂取につながり、肥満や糖尿病の原因となります。

肥満と痛風は関連が深いことが確認されていますので、
糖分の入った飲み物はおすすめできません。

コーヒーや緑茶などは、砂糖も入っておらず、カロリーもほぼゼロですので、
健康に良さそうですが、利尿作用のあるカフェインが含まれています。

カフェインが含まれている飲み物を多量に摂取すると、
利尿作用により、水分をたくさん取っているにも関わらず、
体内の水分が足りなくなってしまう可能性があるのです。

脱水気味になると、体内の尿酸値は上がりますので、
痛風発作を引き起こす可能性があります。

そのため、コーヒーや緑茶は1日1〜2杯程度にしておくほうが良いでしょう。

1日2リットルの水を飲むのは、ちょっと大変と思うかもしれません。

でも、一気に飲まずに、朝から少しずつこまめに飲むようにすれば、
思っていたよりもすぐに2リットル飲めてしまうでしょう。

高尿酸血症を指摘されたことのない人でも、
痛風予防の目的で始めてみてはいかがですか?

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