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痛風予防にお茶が良いとされる理由とは?痛風予防と対策


痛風予防にお茶が良いとされる理由とは?

痛風の予防にはお茶が良いとされています。

その理由は、お茶(特に緑茶)の持つ利尿作用にあると言えます。

これまでにも説明してきた通り、痛風発作は血液中の尿酸値が上昇して結晶化し、
それが骨や関節にこびりつく事で起こる炎症反応です。

しかし尿酸とは本来水溶性の物質ですから、血流量が増せば結晶化することもなく、
痛風発作を良好にコントロールすることが可能です。

高尿酸血症が指摘されている人は、痛風発作予防対策として「水分を多く取り、
出来るだけ尿を出すように」と医師から指導されます。

この時取る水分を緑茶にすれば、
緑茶に含まれる成分には利尿作用を促進させる物質が含まれているため、
水よりも更に尿酸を体外に排泄させるのを促すのには効果的なのです。

また茶葉に含まれる様々な有効成分は生活習慣病全体を予防するのに役立ちますので、
食後の血糖値が上がる時間帯や運動中や運動後の水分を補給する時には
お茶がとても有益なのです。

お茶の中でも特に利尿作用が高いとされているのが緑茶や抹茶です。

しかし、カフェインの含有量も多いため、不眠症などでカフェインの摂取を
制限されている人は、番茶やハーブティーなどローカフェインや
カフェインゼロのお茶にするのが良いと思います。

またウーロン茶には血糖値を上げる作用があるという意見があります。

ウーロン茶も緑茶も元は同じ種類の茶葉で製造されています。

しかしウーロン茶の場合、生の茶葉を発酵させて作るため、発酵の過程で生じるブドウ糖
が影響しているとの考えもあるのですが、詳細な事についてはまだ解明されていません。

ウーロン茶を大量に飲む人の場合、血糖値が上がりがちになるという調査結果ですから、
一日にコップ2〜3杯程度ならあまり気にする必要性はないとも考えられます。

痛風に糖尿病の合併を指摘されている人の場合、
飲むお茶の種類には少し注意をした方が良いのかもしれません。

このようにウーロン茶大好きで糖尿病と痛風を合併しているという状況でなければ、
飲むお茶の種類は特に限定する必要性は無いと思いますが、
心配な人は主治医に相談の上、痛風発作予防にお茶を導入するようにしてください。

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