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検査と診断 ヒトパピローマウイルス(HPV)



ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査と診断

ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる病気のうち、尖型コンジローマについては特徴的な部位に特徴的な症状が出るので問診と触診、視認によって診断出来ます。

性器や肛門の周囲にイボ状の腫瘍が出来ていれば、まずこの病気です。

またこのウイルスが引き起こす病気で一番注意しなければならないのが子宮頸がんです。

しかし、こちらも初期から中期にかけては無症状のため、発見が遅れて手術(子宮全摘手術など)や化学療法、放射線治療などの副作用の強い辛い治療が必要となってしまいます。

しかし、定期検診を受けて感染前に予防ワクチンを受けておけば、かなりの確率で子宮頸がん発症リスクを下げることが出来ます。

さらに初期の段階で発見して適切な治療を行えば生存率の高い病気であり、妊娠出産を諦めなくても済みます。

健診は産婦人科や女性科を標榜している医療機関で受けることが出来ます。

地方自治体によっては自治体主導で、健診と予防ワクチンを受けることを推進している所もあります。

健診では問診、内診(目視で子宮の状態を確認)、膣粘膜組織を採取して細胞診が行うなどの診断項目があります。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症する病気なので、目視による内診と細胞診が確定診断には欠かせません。

そしてこの病気は発症初期では無症状のため、健診が早期発見の決め手になるのは言うまでもありませんね。

したがって、健診は1〜2年に一度、結婚前にブライダル健診として受けるのをお勧めします。





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