私たちが経験する口唇ヘルペスの殆どが再発性のヘルペスです。
症状が出る場合、病中病後で、体力が下がったりストレスで疲れが溜まり、免疫力が低下している時なので、この病気の治療にとって一番大切なのは、栄養をたっぷりと摂って十分な休養をすることです。
口唇ヘルペスの症状は体力が回復すると共に10日から2週間程で自然と消失していきます。
悪化させないためにも、患部を清潔に保つのは非常に重要です。
ただし口唇ヘルペスは唇に症状が出るため隠しようがありません。
接客業やサービス業などで働いている人は、少しでも早く治したいものですよね。
このような時はヘルペスウイルスに効果がある抗ウイルス剤を使って治療することで早く治すことができます。
病院で処方される口唇ヘルペス用の薬(2013年2月時点)は、アクシロビル軟膏(若しくはビダラビン軟膏)とアクシロビン、塩酸バラシクロビル内服薬の組み合わせです。
(商品名:バルトレックスやゾビラックス)ごく症状が軽い場合は軟膏のみ処方されることがありますが、ヘルペスウイルスは神経細胞に感染するウイルスなので、内服薬を併用して神経細胞内のヘルペスウイルスを叩くのが投薬の目的となります。
バルトレックスもゾビラックスも処方箋が必要な医薬品ですので、皮膚科で診察を受ける必要があります。
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