大人がかかる口唇ヘルペスは殆どが再発性で症状は軽く、放置していても自然と治癒していきます。
しかし、接客業など多くの人と接する仕事をしている人は、感染リスクを避けるためにも、また見た目的にも一日でも早く治したいところですよね。
本来ヘルペスウイルスは神経細胞に感染するため、きちんと治療するには抗ウイルス剤の内服を使って、神経細胞内に存在するヘルペスウイルスを叩く必要があります。
ただし、抗ウイルス剤の内服は処方箋が必要ですので、病院(口唇ヘルペスの場合は皮膚科)を受診する必要があります。
しかし、再発を繰り返す人の場合、その都度通院するのは大変ですし、ヘルペスが出ている患部の見た目を早く治したいという気持ちもあるでしょう。
そのような時は市販の外用薬が効果的です。
また口唇ヘルペスの再発を繰り返す人は、経験で前駆期(症状の出始め)の口の周りがぴりぴりとしびれる様な痛みやむずむずする様なかゆみで、口唇ヘルペスを自己診断することも可能です。
水泡が出来る前に軟膏を塗るとより早く治すことが可能ですし、何より医療機関の受診が必要無いというのはありがたいですね。
そこでここでは市販の口唇ヘルペス用の薬を紹介しましょう。
現在(2013年2月時点)薬局で購入出来る外用薬には、大正製薬から発売されているヘルペシア軟膏とグラクソスミスクライン社から発売されているアクチビア軟膏の2種類があります。
いずれも医療機関で処方される薬の成分と同等ですから効果は確かです。
ただし、過去に医療機関で口唇ヘルペスの診断を受けたことの無い人は購入出来ない薬ですので、口唇ヘルペスで診察を受けたことの無い人はまず皮膚科を受診して下さい。
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