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RSウイルスの検査と診断

RSウイルス感染症の検査方法には簡易診断とウイルス学的検査がありますが、現在では簡易検査が主流となっています。

簡易検査のメリットは、検査方法が簡単であり検査結果が出るまでに30分程度しか時間を要さないという点でしょう。

ただし、感染の有無が分かるだけで、程度までは診断できません。

したがって簡易検査で感染が認められたら、採血をしてRS検査の陽性反応を判断し、胸部レントゲンから気管支炎の状態を把握する検査へと移行します。

それでは具体的にRSウイルスの簡易検査の方法を紹介しましょう。

RSウイルスは鼻から侵入して鼻粘膜に感染することが多いので、鼻に綿棒を入れて粘膜の一部を採取します。

ちょうどインフルエンザの検査と同じ様なやり方ですね。

ただし、この簡易検査が保険で認められているのは3歳以下の入院している患児だけで、外来では自費で行うか、医療機関の負担で行われています。

高齢化が進む中、高齢者のRSウイルス感染症患者の増加も今後は懸念されるため、全国民に対して保険適用になるよう改善が求められています。

血液によるウイルス学的検査では、検査結果が出るまで数日間要してしまい、その間にも感染が拡大してしまう可能性が高いからです。





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