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潜伏期間 サイトメガロウイルス



サイトメガロウイルスの潜伏期間

サイトメガロウイルスとはヘルペスウイルスの一種で、日本人でも60?80%以上の人が知らずに感染していると言われるウイルスです。

免疫機能が正常であれば発症しても症状は軽微で、殆どの場合、異常を感じる程の症状は無く、放置していても消失していきます。

しかし、妊婦が感染すると母胎内感染を起こし、胎児には何らかの後遺症が残ることもありますので、妊娠中のサイトメガロウイルス感染には注意が必要です。

また免疫機能が低下している高齢者や免疫力が低下するHIV感染症患者なども、感染すると重症化するリスクが高くなります。

感染経路は感染者への直接的または間接的な接触によるもので、唾液、鼻水、尿、便、血液、膣分泌液、精液などで感染することもあり、性病の一つとしても数えられる病気です。

潜伏期間は20?60日と比較的長く、潜伏期間中に抗体が出来るので、多くのケースでは自覚症状の無いまま治癒していくのです。

しかし、潜伏期間中もウイルスは活動していますし、ヘルペスウイルスには免疫系の攻撃を回避するというしたたかな面があり、健康な人なら発症まで至らない程度にウイルスの活動を押さえ付けられていますが、完全にウイルスを取り除くというのは困難なのです。

したがって、妊婦や高齢者、免疫力が低下している人は予防に努めることが重要です。

またサイトメガロウイルスには複数の型が存在し、一つのウイルスに対して抗体が作られても別の型のウイルスに感染する危険性があります。





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